血戦、開幕。
今ではない時、ここではない場所――光と闇の交錯する世界。 人類の歴史は吸血鬼との戦いの歴史に等しく、国家の枠組みは絶えて久しい。 破邪の光をもって人類を導く宗教組織『ルクサプリス教団』が昼の世界を支配し 邪悪なる闇を操り人類を脅かす『吸血鬼3氏族』が夜の世界を支配する。 人類と吸血鬼は互いの生存をかけて殺し合い、 『ルクサプリス教団』の【聖職者】は【吸血鬼】を狩る者をさす呼称となった。 【聖職者】はいつしか複数の派閥に分かれ、教団内での覇権を争い 人知れず【吸血鬼】と取り引きを交わすことすら日常となっていく。 汚泥にまみれた光と闇の戦いの歴史に一石を投じたのは、唐突に訪れた教皇の死。 在位50年目にして死した『ルクサプリス教団』教皇アレクサンドラ13世は 次期教皇の候補者として、白・青・赤を冠する3名の枢機卿を指名した。 「狩り尽くせ。悪しき吸血鬼どもを」 「誰よりも多くの吸血鬼どもを灰燼に帰せ。その者こそ、次期教皇の座に相応しい」 教皇の遺言は波紋のように広がり 薔薇・牡丹・菊を冠する吸血鬼氏族の王らはそれを嘲笑う。 「我らと通じて昼の世の覇権を獲った程度の者らが、我らを狩り尽くそうなどと」 時は、光暦1885年4月。 『ルクサプリス教団』による一大吸血鬼狩り【四ノ月血戦】の開始が宣言された。
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